ワックス・ワーク/WAXWORK

アンソニー・ヒコックス監督

1988年制作/映画


かなり前にレンタルビデオで見つけた「ワックス・ワーク」という作品にサド侯爵が出てました。

作品のストーリー自体は平凡な作り。 ミイラ男やドラキュラ伯爵、オオカミ男、ゾンビなどなど、恐怖映画に出てくるようなホラーなキャラばかりを集めた怪しげな蝋人形館。
その館に入ったお客は、その蝋人形の物語の世界に吸い込まれ「生け贄」にされる。全ての蝋人形の物語の生け贄がそろうと、それらの蝋人形のキャラ達が現実の物となって、世界を恐怖に導く・・・とまぁこんな感じ。

しかし、そのキャラの中にマルキド・サド侯爵がいて、これがとてもカッコイイ!!(*^^*)
主人公の男の子の彼女がこの「サドの世界」に引っ張り込まれて全身をムチで打たれる。まぁちゃんと彼が助けに来るんだけどね(^_-) でも、この彼女、元の世界に返りたくないとか言うの。(笑) ラストは全ての生け贄が揃い、怪物達が現実の世界に乗り込んでくるのだが、主人公とサドのサーベルによる一騎打ちで、またワクワクさせてくれます。

とにかく長い黒髪、長身、セックスアピールたっぷりのサド様、ムチやサーベルを扱う姿も麗しく、思わず「もっとぶって・・・」と言いたくなる。
こんなもので「いや〜ん」と喜んでいるのは私だけか?と不安になり後日、その手のキャラがお好みの友達に見せたらやっぱり「いやぁ〜ん」だった。よかった。v(^^)
サド侯爵の文献とか読んだ事がないので、多分とてつもなくかけ離れているサド像だろうと思いますが、まずます楽しめますよ。

情報提供:バニー


内容はほとんど忘れましたが、自分もこの作品はずいぶん昔みたことがあります。作品としてはなかなか出来のいいホラー映画ということだけは記憶してます。
唯一覚えているシーンは、サドか誰かが主人公か誰かを食事に招待し、血が入っているような真っ赤なスープを出して、「少々塩味がきいているが、美味しいですよ」などと云うところ。
そんなとこでしょうか。

余談ですが、サドが出ているホラー映画は幾つかあるようで、かの「悪魔のいけにえ」のトビー・フーパー監督も「Night Terrors」という作品でサドを登場させている(ちなみに演じるのは「エルム街の悪夢」でフレディ役をやったロバート・イングランド)。
見たことある方は、ぜひ情報お願いいたします。(ザッピー浅野)


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